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退陣表明~2ヶ月の果てに~ [ニュースコメント]

 菅総理がようやく「退陣」の言葉を明白にした。6月2日に「若い世代に道を譲る」と発言して以来、様々な延命策を講じて権力の座に居座り続けた菅氏だが、ここに来てその延命策も尽きたようだ。自民が予想に反して軟化したことがその包囲網をさらに厚くした。長崎への原爆投下を八月八日と発言するなど、精神的にも疲弊してしまったのか。立秋を迎えて暑さがぶり返してきた。だが総理辞職の決断の訳はほかにあると思う。それはアメリカ国債のAAA陥落に端緒とする世界同時不況の恐れである。世界同時多発とも言える欧米の財政赤字を背景とした経済不安。日米欧首脳による緊密な連携が必要とされるこの時期に恐らく菅氏は他の国々のトップから相手として見られなかったのではないのだろうか。市民運動家出身の彼が経済問題を不得手としているのは国民すべてが知っている。しかも経済政策の担い手の経産省とは対立。 「一に雇用、二に雇用」と強い雇用政策を掲げたはみたものの、今起きているのは産業空洞化による雇用の喪失だ。こうした悪循環の中で各国首脳と信頼関係を保ちつつ、この経済音痴の総理が世界経済の困難打開に向けてうまくやれるはずがない。欧米主脳が綿密に解決策を話し合ってる最中、彼は無視され続けていることを悟ったのではないのだろうか。国内ではなく外交経済で詰んでしまった。
 筆者はこのブログで菅直人氏に対して一貫して批判的な立場を通してきた。理由は彼に日本の民主主義の危機を感じたからだ。今年は大正百年。あの大正デモクラシーと呼ばれた戦前の民主主義について考えさせられる、そんな節目の年である。危機の理由は具体的には書かないが、それまでの戦後民主主義の創生期から築き上げられてきた何かが危うくされている。そんな思いが彼の政治手法からしてくるのは私だけではないと思う。

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jack

良く仕事で迷った時などに 機械のことは機械に聞け と言うことがある
だから 今回は 原子力のことは原子力に聞け
政治に迷ったら 国民に聞け と言うことですよね
by jack (2011-08-11 18:49) 

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