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村上春樹、選ばれぬ理由 2015年10月9日 [ニュースコメント]

 今年のノーベル文学賞。村上春樹氏が今年も有力候補に挙げられていたが受賞したのはベラルーシの作家だった。2006年に候補に名前があがったと報じられて以来10回目のノーベル賞であるが、ハルキファンが歓喜にあふれることはなかった。
 筆者も学生時代に愛読し「ノルウェーの森」や「1984」なども読んだ。最近のエッセイは未だ読んでいないがいずれ手にしようと思っている。ファンの期待に反してなぜ彼はノーベル賞に落選し続けるのであろうか。その理由をネットで調べると散見されたのはイスラエル文学賞授賞式でこの国を訪れた際に政府首脳の前でイスラエル批判を行ったからというのがあった。だがこれは理由にはあたらないだろう。もうひとつはその作品性が「通俗的」と選考委員会から分類されてるのではということ。これはある程度信憑性があるのではないか。あまりにも世界で村上作品は売れすぎている。ポピュラーすぎるのである。文学賞受賞の作家を並べてみるとよくわかる。これは小谷野敦も指摘している。もうひとつ。ポピュラー性とも関係するのだが地域性、時代性とも距離を持った作品性が21世紀の中でコメントしづらいのではと思うということ。寡聞なのでこれは間違っているのかもしれないが、ファンの多さや売れ行きなどの社会現象に比べここ最近はその文学観や作品性についての分析が少なくなったように思うのだが。それだけ世界的な人気なのだということかもしれぬ。独断なので自信はない。でもそんなことは関係なく村上作品は世界から愛されている。筆者もノーベル賞なんて蹴っ飛ばせの立ち位置だ。それよりも最近方法論にこだわる方向性が自分には気になる。村上作品は自分には文体であり、世界観だ。
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